
こんにちは、のりゆきです。
先日、「えんとつ町のプペル」の映画を観てきました。
ネットでは、賛否両論いろんな意見がありますが、
僕にとって「えんとつ町のプペル」は最高でした!
原作はキングコング西野さんが描いた絵本なのですが、
絵本が映画になることで、まるで別次元の世界へワープしているような感覚になりました。
キャラクターがリアルにその世界で生きている、という、
命がそこに存在しているかのような印象でした。
キャラクターと声優も本当にドンピシャだと思いましたし、
マナちゃんってすごいな!と、改めて感じました。
「マルモのおきて」から僕のマナちゃんに対する印象はストップしていたのですが、
本当に魅力的な女性へ成長したな、とまるで父親のような気持ちになりました。
それと、印象的だったのは、
立川志の輔によるブルーノ。
もう、ブルーノと言えば志の輔以外には考えることができないよね、という迫力。
もう、キャラクターと一体化してどちらが本物なのか、というレベルでした。
そんなこんなで時間を忘れて、あっという間にエンドロールが流れたのですが、
驚いたのは、エンドロールが流れているにも関わらず、誰一人として席を立つ人がいなかったことです!
だいたい、映画ってエンディングが近づくと、早い人はすぐに退席します。
エンドロールが流れたら、さらに退席する人は増えます。
ですが、今回のプペルに限って言えば、
誰一人として席を立つこともなかったのが驚きでした。
会場では鼻水をすすっている方が多かったし、
前座席の女性の方は、途中肩がガタガタと震えているのが分かりました。
親子連れもいましたが、
きっといい思い出になっただろうなぁ〜と思います。
僕が子を持つ親になったら、
間違いなく真っ先に観せたい映画ナンバー1です。
と言うと、まるで宗教の匂いが漂って、
「気持ち悪い」と思われる方もいるようですが、
大事なことは、
「自分がどう感じたのか?」であって、
「他人にどう思われるか?」ではありません。
好きなものは好き!と、堂々と言える世界が僕は好きだし、
おっぱいが好き!と堂々と言える男性にも好感が持てます。
それは、本音を隠さず、自分の素直な気持ちを表現しているからです。
映画の評価なんて、
個人の主観によるものだから、
本当は誰の意見も参考にはならないんです。
ただ、世の中にはそれを鵜呑みにしてしまう人もいるわけで・・・
その結果、「映画を観ない」と決めてしまった人は、
この先も、人生で損することが多いだろうなぁ〜と思います。
なぜなら、自分の気持ちよりも他人の意見を優先してしまうから、です。
物事って経験しない限り、本当のところは分からないんです。
ですが、世の中には経験していないのにも関わらず、
コメントしたり、情報発信したりする方もいるんですね。
プペルの映画を観ていないのに、
プペルの映画を批判する人もいます。
一体、何を批判するんだ!?とむしろ逆に興味がありますが、
多くの場合は、自分のビジネスへの誘導がほとんどです。
「話題作」と言う波に乗っかる寄生虫のようなもの。
と言うと、今度は僕が批判される側になってしまいそうですが・・・
僕が伝えたいのは、
世の中の多くの情報って、空想で作られたものが多いよね?
ということです。
例えば、今回のケースで言えば、
誰かがプペルを批判していたとします。
「プペルって感動ポルノだよね?」
「プペルって宗教みたいだよね?」
「プペルって卑猥だよね?」
これを見た他の人が、
そうなのか!
「プペルって感動ポルノなのか!」
「プペルは宗教なのか!」
「プペルは卑猥なのか!」
そう勘違いをして、
まるでそれが正しい意見のように頭に刷り込まれていくんです。
ですが、冷静に物事を思考できる人って、
それは、あなたの感想であって、僕はもしかしたら違うかもしれない、と思うはずです。
そして、実際にプペルを観るのです。
経験をすっとばして、
誰かの意見を鵜呑みにすることは簡単ですが、
「自分で思考する」という貴重な作業を失うことになります。
その結果、簡単に誰かの言葉に左右される生き方しかできなくなり、
大切なことは何一つ自分で決めることができない人になります。
批判って悪いことではないし、
新しい気づきを提供してくれる側面もあるのですが、
批判をするならば、最低限のマナーがあります。
今回のプペルで言えば、
前提条件として、「まずは映画を観る」こと。
これが最低限のマナーになります。
そのマナーを守れない人の意見は、
残念ながら空想の世界に生きるファンタじーさんでしかないのです。
実際に映画を観たら、
ものすごく人生が変わるきっかけを貰えたかもしれないのに、
それを自分で拒んでしまう、と。
空想で生きる人って、
頭だけがでっかくなって、経験が伴わずに育ってしまうんです。
だから、まずは映画を観よう!
それから先のことは、映画を観た後から考えてもいいじゃないか!?
それが、僕の意見です。
そして、多くの場合自分の食わず嫌いが原因で、
多くのチャンスを失っていたことに気づくものです。
そもそも、感動できる場面って、
なかなか普通に生きていたらそんなシチュエーションってないと思います。
大の大人が号泣していたら、
ちょっとやばい奴だと思われてしまいますので。
ですが、映画館であれば、号泣する言い訳ができる分、
思う存分、感動することだってできるんですね。
心が全く動かされない人よりも、
心が動かされる人であれば、その分作品から受け取る情報量が多くなります。
僕は、あるキャラと自分とを投影することで、
ちょっと過去を思い出してしまい、そこがツボにハマり泣いてしまったわけですが・・・
おそらく、プペルに感動する人の多くは、
過去に何かしら挑戦をしたことがあるか、または現在進行形で挑戦中の人だと思います。
そして、ロザリーナの歌は彼らに向けた応援歌でもある、と。
「後世に残しておきたい映画」として、
今回は、えんとつ町のプペルを紹介させていただきました。
まだ観ていない方は、
是非映画館へ行って観てください。
→本当におすすめ
それでは、今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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